私の仕事はデスクワーク。
基本的に8:30-17:30まで、ずっと座っている。
たまにお手洗いに行ったり、コンビニに買い物がてら散歩したりする程度。
16:00-16:30頃になると、子宮が痛くなって座っているのがキツくなる。
とりあえず立ってストレッチしてみたり、
もう少し我慢してねーと赤ちゃんにいいながら17:30まで耐えて
その後、70-80分かけて自宅へ帰る生活を送っていた。
先輩1人には妊娠していることを伝えていたが、まだ他の人には誰も言っていないので
辛いのに、誰にも言えず耐えるのがきつい。
その日は会議が朝から夕方まであり、ヘトヘトであった。
観測史上初の短さで梅雨が明け、猛暑日3日目。
夏バテなのか、つわりなのか分からないが体調が悪い。
朝はバナナを食べ、牛乳を飲み、昼はお茶漬けを食べた。というか流し込んだ。
妊娠してから、めっきり白米が食べれなくなった。
定時に仕事を終え、そそくさと帰宅することに。
そういう日に限って、通勤電車は人身事故で遅れている。
目の前に来た各停に乗ったが、運転間隔の調整で途中駅でしばらく止まっていた。
だんだん体調が悪くなる。
これは、貧血で力が入らなくなるやつだ、、どうしよう。
そう思っていたら、私のリュックについてるマタニティマークに気づき
目の前に座っていた若い女性がはっとした。
「すみません、座ってください、すみません」
ついつい私もすみません、と頭を下げて席を譲ってもらった。
そういうときは、すみません、ではなく ありがとうございます というべきだ。
反省した。
席を譲ってくださるだけでなく、全然気が付かなくてすみません、と言ってくださるこの方は、なんで心が優しいんだろう。
女性に降りるときに、ありがとうございます。と絶対言おうと決めてた。
最寄駅について、「ありがとうございました」と声をかけると
「いえ、お気をつけて」と。
なんて素敵な方なの。。
ほんとに心が温かたくなった。
ずっと立ってたら倒れてたかも。しれない。
本当にありがとうございました。
マタニティマークを見たら絶対に譲って欲しい、と言いたいのではない。
譲ってくれる人がいることに驚いたのと、私も絶対に譲ろう。そう思えた出来事でありました。
あの時のお姉さん、本当にありがとう。